今日は、ちょっと時間があるのでアメリカでの生活パターンについて。
前回アメリカに住んだのは、大学院の学生としてシカゴ近郊の街、エバンストンという街でした。シカゴの北、ミシガン湖畔の地域はNorthshoreと言われる風光明媚な高級住宅街で、ここ、エバンストン、ウイルメット、ウイネトカ、ハイランドパーク(バスケットの神様、マイケルジョーダンのゴルフコース付の自宅があります。)等の街は全米でも屈指の高所得者の街でもあります。どの街も、ミシガン湖を見渡す美しい芝生にクラシックな一軒家という佇まいです。
しかし、私は日本からきた学生でしたのでJewel/Oscoという安いスーパーで食材を買い、ヤオハンで豆腐や納豆を買って食べるという生活。私の住んでいた大学院所有のアパートの隣にあるWhole Foodsにはあまりご縁がないというものでした。たまに外食といっても3ドルのビビンバをJK Sweetという学生向けレストランで食べる位でしたね。
私の通っていたノースウエスタン大学は基本的には白人ばかりの「お坊ちゃんお嬢様大学」で親は高所得者というパターンでした。例えば、スタディーグループで一緒になったマリアというクラスメートは、親はSFで会社を経営しているお金持ちのお嬢様。学生でありながら新車のBMWに乗って、週末ともなれば高級レストトランでディナー。住んでいるのも、大学院のアパートではなくパークエバンストンという湖を一望できるホテルのような高級アパートでした。
今は、会社員としてシアトルに住んでいますが、スーパーはWhole FoodsかLarry’sしか行かないですし、高いレストランにも行きます。また、海が一望できるアパートに住んでいます。お金の面では、大学院の学生時代に比べると恵まれた生活です。でも、何と行っても時間がないです。お金はあっても時間がないというのが、今回のアメリカ生活の感想です。
でも、もし、「エバンストンの生活とここシアトルの生活、どちらか一つ選ぶとしたら、どっち?」と聞かれたら、迷いなく「エバンストン」と答えますね。理由は上手く言えませんが、やはり仕事で住む街よりも学生として住む街の方が楽しめますし、また愛着が沸くのかもしれませんね。