沈没船企業

今週も給料を貰っているので、会社に通勤しています。

今日は沈没船企業についてお話をいたします。IT企業はマーケットで支持をされると、時価総額が上がるのも早いですが、一旦、マーケットのゲームのルールを変えられてしまうと凋落も早いです。Windows 95が出た頃のアップルが沈没船企業の代表格で、ステーブジョブスという経営者に恵まれて、復活するまでに10年以上に沈没船でした。かつてIBMがメインフレームに執着してゲームに乗り損ない、10年以上にわたって沈没船企業として右往左往していました。ラッキーにもガートナーという経営者に恵まれて復活してきましたね。

しかし、経営者に恵まれずに光の見えない沈没船企業も多いです。ヤフーやシスコが数年まえから沈没船企業の仲間入りで、出口の見えないトンネルで右往左往ですね。オラクルやSAPもそうかもしれません。マイクロソフトも出口の全く見えない沈没船企業に成り下がりました。時価総額は、向こう5年もしたら数分の一になるでしょう。

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iPad miniはバカみたいに高すぎる

iPad miniが素晴らしいデバイスであることに対して疑問はありません。

「血統」が良すぎるのと何より背後に見え隠れする「お金」。ジョナサン・アイブが創りだしたミラクル要素はあるものの…どうしたって高すぎます。そしてこれはアップルからの悪い兆候であると思うのです。

一見したところiPad miniは競合製品と比較しても多く勝る点があります。アップルはより小さく軽くなったデバイスに大きいスクリーンを搭載し、モバイルコンピューティングの終盤戦に差し掛かったとも言えます。

iOSは伸びてきているタブレットのエコスシステムの中でも最も成熟していて、小さいだけが価値ではないことを証明しているし、他の競合7インチタブレットにはない4Gも搭載されています。

しかし良く考えてみてください。小さくなった製品ですが注目すべき重さの違いはたった344グラム。7.9インチのiPad miniは7インチのKindle Fire HDやNexus 7 よりサイズは大きいですが、小さいタブレットは小さいタブレット。より持ち運びしやすいと言えばそうですよね。ディスプレイについて話すなら、iPad miniはAmazonやGoogleの競合製品より25%ピクセル解像度が劣りますね。Retinaモデルの劣化版というより、明らかに他とも比べても悪くなっていると思うのです。

iPad miniのプロセッサーはA5ですが、Kindle Fire HDの1.2GHz dual-core OMAPや Nexus 7のクアッドコア Tegra 3 よりも劣っています。加えてminiの方のRAMは512MBと他の競合製品に比べて半分。Amazonは「アップルの庭(さらに言うとその中でも弱い部分)」に侵出し充分に戦えるまでになったし、Googleも間もなく追いつくでしょう。

iPad miniはKindle FireとNexus 7 と並べてみるとかなり近いフィールドにいるにも関わらず、価格を比較してみるとがっかり。16GBのWiFiモデルのiPad miniは330ドル(日本は28800円)、同等のKindle Fire HDより130ドル(約1万円)高いですよね。大して良くなっていない製品のうちの65パーセントはプレミア、ブランド価格みたいなものです。16GBのNexues 7(249ドル)に比べても80ドル(32%)も高いですし、Googleは来週にも売価を下げる事が噂されています。

もう少し見方を買えてみて、300ドル出せるのなら(16GB iPad miniより10%低い値段)、もっと大きくて解像度もより高い8.9インチのKindle Fire HDが手に入るし、32GBのNook HD Plusも買えてしまいますね。価格やスペック比較はこの記事の表(英語)から見ると一目瞭然です。

アップルは「アップルプライス」を乗せてきているのだと言えるかもしれませんが、この手法は時代遅れだと思いますよ。

天才的ですらあった初代iPadは「一番最初」の製品では無かったけど、でも一番安かった。他の競合製品は500ドルで戦えるタブレットを出すのに1年かかったのです。

ここ数年のMacBook Air もそうでした。ウルトラブックスタイルのコンピューターを安価に提供できるようPC製造業者を助けるためにインテルは3億ドルのファンドを設立したくらいです。ここ2年のアップルは(アップルストアの小売業独占のお陰もありますが)未だ難攻不落です。

相対的に高い製品を出すということはアップル後退の第一歩…特に類似製品が多い、小さいタブレット業界で意味不明なポジションを取りに来ていることがその事を表しています。Amazonはすでに第二世代のKindle Fireを出しているし、思い通りにできる非常に多くの優良顧客を抱えています。

アップルのiPad miniの値付けはミスってるし、最低だし、傲慢。小さいタブレットが学校や子供達にとって重要になっていくのは明らかだし、AmazonやGoogleと全ての世代の優良顧客を巡って戦っていけるのでしょうか。

iPad miniは素晴らしい製品かって? もちろん。うん、多分。
人々はこれをたくさん買うと思う? きっとそうなると思う。
でも130ドルを節約しようとする人もたくさんいると思います。

そしていつしかアップルであることのプレミア、クールな税金を払っているのが古い感覚であることに気付かされる日が来るでしょうね。世の中には無駄に高すぎるガジェットが溢れていますが、アップルが機会損失をしてしまっているのではないか、傲慢さが目立ってきているのではないか、いささか心配です。

Kindle 日本版

キンドル発売、8000円台から 米アマゾン予約開始
カラー液晶タブレットは12月に
2012/10/24 15:32

 米アマゾン・ドット・コムは日本で電子書籍端末の「キンドル」を発売する。24日午後からインターネットで予約を受け付け、11月に出荷する。カラー液晶を搭載した小型タブレット(多機能携帯端末)「キンドル・ファイア」も12月に発売し、音楽やゲームを配信する。価格は「キンドル」が8480円から、「キンドル・ファイア」は1万2800円に抑えた。

 主要な電子書籍端末やタブレットが日本でも出そろい、販売競争が激しくなりそうだ。アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は同日午前、「日本語を美しく表示できるよう特別なフォントを開発した。世界最高の端末とサービスを用意した」と日本経済新聞に語った。

 電子書籍端末の「キンドル・ペーパーホワイト」は、「Wi―Fi(ワイファイ)」でネット接続する機種が8480円。NTTドコモの3G携帯電話回線も使える機種が1万2980円。3Gの通信料金はアマゾンが負担するため、利用者は無料でアマゾンの電子書店「キンドルストア」に接続して電子書籍を購入できる。

 11月20日から出荷する。購入できる電子書籍は角川グループパブリッシング、講談社、小学館、新潮社などの作品で、計約5万冊。

 タブレットの「キンドル・ファイア」の価格は1万2800円、高精細の液晶を搭載した「ファイアHD」は1万5800円。ネット接続はWi―Fiのみで、12月19日から出荷する。

 ファイアとファイアHDでは電子書籍に加えて音楽やゲームを購入したり、インターネットに接続したりできる。音楽の楽曲数は2000万曲。購入した楽曲のデータは端末にダウンロードできるほか、アマゾンのクラウドに保存してストリーミング(逐次再生)で聞くこともできる。

 3機種はアマゾンのウェブサイトのほか、ビックカメラや上新電機、ケーズホールディングスなどの店舗でも購入できる。

Candy Dulfer 計算されたFunk

お父さん譲りのFunk Jazz。しっとりとしたバラードかと思えば、ハチャメチャなFunky。でもハチャメチャに見える演奏も、一つ一つの動作や音色が、全て計算しつくされているんです。

▲一生懸命真面目に頑張ってやってます、こんなに汗水流してやってます、こんなに時間かけてやっています、と仕事をするのが普通の人。
◎すごく適当に手を抜いてやっているように見えてて、一つ一つが動作が無駄がない。最低限の努力で最大限のアウトプットを出す。計算されたリスクを取るのが、本当のプロフェッショナル。

Lily was Here….彼女の数ある曲の中で最高傑作の一つです。しっとりとしたメロディー、計算された音色。Saxの調子がこの演奏では良くないのですが、悪いなりにまとめていますね。

Lily was Here….この演奏は、もう少し若い頃のものですが、演奏内容は生涯最高のものではないでしょうか?いや、Lifetime Best of Best 現場にいなくても、鳥肌が立つ演奏です。

「モバイル革命」で明暗、米IT企業の勝ち組と負け組

[サンフランシスコ 18日 ロイター] 米テクノロジー企業が決算発表シーズンを迎えているが、「モバイル革命」や景気低迷が影響し、各社の業績は明暗が分かれている。

【ロイター特集】モバイル端末

IT業界は今、パソコン(PC)から携帯端末への移行というインターネット登場以来の過渡期を迎えている。すでに発表されたインテル<INTC.O>、マイクロソフト<MSFT.O>、グーグル<GOOG.O>、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)<AMD.N>の四半期決算は、PCからモバイルへと消費者の関心が移る中、旧来ビジネスモデルから利益を上げ続けることの難しさを物語っている。

このことは、モバイルでの広告・サービス事業にてこ入れするフェイスブック<FB.O>のような企業にとって、良からぬ前兆ともなり得る。

一方、アマゾン<AMZN.O>とアップル<AAPL.O>は比較的好調な数字になるとアナリストは予想している。25日に第4・四半期決算を発表するアップルは、供給面などで問題を抱えているが、これは同社の携帯端末への需要急増の結果だとして「良い問題」とみられている。

また、アマゾンとオンライン販売のイーベイ<EBAY.O>は携帯端末を通して顧客を獲得することに成功。特にアマゾンは自社の低価格タブレット端末「キンドル・ファイア」から顧客を獲得しているほか、イーベイも携帯端末から約80万人の新規顧客を獲得した。

しかし、その他の大半の企業は「モバイル革命」に悪戦苦闘している。

調査会社ガートナーのアナリスト、キャロライナ・ミラネシ氏は「モバイル戦略の『方程式』を見つけるのは容易ではないことを企業は認識しつつある」と指摘。「モバイル戦略は思われているほど単純ではない」と語る。

最も革新的だったはずのシリコンバレーの一部大手企業がモバイル分野で苦戦しているのは、マクロ経済環境の悪化も影響している。

その影響が最も顕著なのは恐らくグーグルだろう。中核事業である広告部門の成長減速が明らかになると、同社の株式時価総額は200億ドル(約1兆5800億円)以上も減少した。しかし、ネット広告事業の苦戦は、グーグルに限ったことではない。

BGCのアナリスト、コリン・ギリス氏は「1クリック当たりの広告料は8四半期連続で増加した後、4四半期連続で減少した。これがモバイル問題だ」と指摘する。

昨年、ユーザーの支持を受けて一躍インターネットの寵児となったソーシャルゲーム大手のジンガは、今年に入り業績予想を2回も下方修正した。ヒット商品に欠ける中、株式時価総額は4分の1にまで減少しており、一部アナリストは大規模な人員削減に踏み切るのではないかと警戒している。

しかし、グーグルのラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)は、モバイルへの移行は長期的にはチャンスだと強調。アナリストとの電話会議で「われわれは新たな現実を生き始めている」とし、「広告主にとって、新たなビジネスチャンスが大量に生まれることになる」と話した。

<悪化の一途をたどるPC業界>

「モバイル革命」によって最も打撃を受けているのは、インテルやその他のPC関連企業だろう。インテルが第4・四半期業績に弱気な見通しを示したことで、年末にPC市場が回復するだろうとの希望は打ち砕かれた。PC市場では依然として圧倒的優位に立つインテルだが、スマートフォン(多機能携帯電話)市場でのシェアは1%に満たない。

インテルのかつてのライバルAMDはさらに状況が悪い。コスト削減のためのリストラ計画の一環として、全従業員の15%に当たる1600人以上の人員削減を発表した。

マイクロソフトが18日発表した第1・四半期(7―9月)決算は、同社の基本ソフト(OS)を搭載したPCの販売減の影響をもろに受け、22%の減益となった。

<勝ち続ける「勝ち組」>

一方、すでにモバイル市場で足場を固めている企業の決算は上々だ。通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>は、アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」新モデル発売が寄与し、ワイヤレス事業の売上高が拡大。第3・四半期は四半期ベースで最高益を計上した。

iPhoneは、ソフトバンク<9984.T>による米通信大手スプリント・ネクステル<S.N>買収でも存在感を示している。日本でiPhoneを初めて発売したソフトバンクは、スプリントのiPhone取扱いに向けた努力を評価したともいわれている。

半導体メーカー、サンディスク<SNDK.O>の第3・四半期決算も、スマホやタブレット端末に使用されるメモリー価格の上昇が寄与し、売上高が予想を上回った。RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ダグ・フリードマン氏は、同社のモバイル向けNAND型フラッシュメモリーについて、半導体市場に残された強みを発揮できる分野の1つだと指摘する。

テクノロジー企業はモバイルへの移行に対応するだけなら、まだ良かったのかもしれない。問題は、景気低迷下では、企業が真っ先に削るのはIT関連予算であることが多く、消費者の支出も抑えられることだ。

グローバル・エクイティーズ・リサーチのアナリスト、トリップ・チョードリー氏は「四半期の最初の2カ月は非常に好調だったが、最後の1カ月はマクロ経済の一部悪化がうかがえた。テクノロジー企業もその影響は避けられない」と指摘している。