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【マレーシア機不明】 謎だらけ「なぜ西に?」 異変通報も故障の証拠もなく…ささやかれる機長自殺

 マレーシア航空機が行方不明となり27日で20日目。マレーシア当局は人工衛星情報などからインド洋南部に墜落したとの見方を示したものの、同海域での捜索は悪天候で難航、墜落を裏付ける証拠はまだ見つかっていない。なぜ同機は航路を西に変えたのか。なぜ救難信号を発信しなかったのか。乗客らが“異変”を携帯電話で知らせることができなかった理由は何か。謎は深まるばかりだ。

 クアラルンプールから北京に向かっていたマレーシア航空機370便(乗員・乗客239人)は現地時間の8日午前1時19分、マレーシアの管制へ「おやすみ」と交信した直後、位置情報などを交信する装置のひとつを何者かが遮断。突然、西へ旋回した。

 航空関係者によると、突然の航路変更は、火災や故障などの突発事案が起き、緊急着陸に迫られた際などに行われる。だが、不思議なのは同機が何の救難信号も発していない点だ。

 このため、ハイジャック説などが流れているが、ただ、ハイジャックされた場合でも、現代の航空機においては機長や副操縦士らがSOSを発信することは不可能ではないとされる 2001年の米中枢同時テロでは、ハイジャックされた航空機の乗客が異変を察知し、携帯電話で地上と連絡をとった。未明とはいえ、マレーシア機も低空でマレー半島上空を横切ったとみられている。乗客が通信を試みることも可能だったと推測されるが、マレーシア政府は、そうした情報はないとしている。

 英BBC放送は、同機が旋回後、高度4万5千フィートに急上昇した後、2万3千フィートに急降下した点を指摘。「機内に酸欠を起こして乗客を意識不明や死亡に至らせることは可能」との見方を紹介している。

 その場合、誰がそのような「曲芸飛行」を行ったのか。各国による身辺調査では、機長と副操縦士を除く乗員・乗客にパイロット経験者は見つかっていない。

 ロイター通信によると、ザハリエ機長(52)のクアラルンプール郊外の自宅からは、あらゆる特殊操縦が再現できる最新型のフライト・シミュレーターが見つかり、マレーシア当局が「捜査のカギ」とみている。消去されたパソコン内データの復元とともに、米連邦捜査局(FBI)も捜査に協力しているという。
 米紙「USA TODAY」(電子版)も26日、ザハリエ機長が「意図的に」航路を変更したとの見方をマレーシア司法当局高官が示したと報道。同高官は、故障やハイジャックを示す証拠がなく、操縦の経験が浅い副操縦士には意図的な航路変更が難しいことを根拠に挙げているという。

 米メディアは、航路変更が、同機のコンピューターに事前にプログラムされていた可能性が高いとも報じている。自動操縦であれば、たとえ操縦士不在でも燃料が尽きるまで航行を続けられる。このため、機長の「自殺説」も根強い。

 米航空安全財団が運営する航空安全ネットワークによると、乗員・乗客全217人が犠牲となった1999年のエジプト航空機の大西洋墜落など、操縦士の自殺が原因とみられる航空機事故は76年以降8件発生しているという。

 一方、中国人150人以上が不明機に乗っていた中国ではマレーシア側が発表する情報が少ないうえ、二転三転することにいら立ちを募らせている。乗客の家族らの怒りに後押しされる形で、中国当局はオーストラリアに支援を要請するなど独自に捜索する動きを見せており、軍艦など12隻、飛行機8機を南インド洋などに派遣しているという。

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