アメリカン航空、デルタの羽田/シアトル線の運航権取り消し要求[WSJ日本版]=10月3日

 

米アメリカン航空は2日、米政府に対し、米デルタ航空が保有する羽田−シアトル線のデイリー便の運航権を取り消し、その枠をアメリカンに再配分するよう求めた。アメリカンは羽田−ロサンゼルス線を開設する可能性がある。
 アジア路線の強化を狙うアメリカンは、米運輸省への申し立てで、現在から来年3月末までの期間に羽田−シアトル線を運航可能な日が182日あるにもかかわらず、デルタはわずか17回しか運航しない計画だと指摘。
 アメリカン航空はこの運航枠が得られれば、羽田−ロサンゼルス路線を通年でデイリー運航する用意があると述べた。仮にアメリカンの申し立てが認められれば、同路線をすでに運航しているデルタや全日本空輸と真っ向から競合することになる。
 日米の新たな航空協定や羽田空港の第4滑走路の新設で、2010年に羽田−米国路線は1日4便の運航枠が増えることになった。この4便の運航権取得をめぐり競争がし烈化したのは、東京の中心部に近い国内線専用の空港だった羽田へのアクセスを、1978年以降は成田空港しか利用できなかった米航空会社が渇望していたことが理由だ。

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