「あなた会社つぶしてもいいの?」 たかの友梨従業員が社長の「圧迫発言」を暴露

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「労働基準法にぴったりそぐったら絶対成り立たない」「あなた7年居た会社つぶしてもいいの?」――大手エステティックサロン「たかの友梨ビューティークリニック」の高野友梨社長が、職場の環境改善を求めた女性従業員に対して、こんな風に発言したと、女性従業員の加入する労働組合「エステ・ユニオン」が暴露した。

エステ・ユニオンは、高野社長が従業員を問い詰める様子を録音した「音声データ」を報道関係者に公開。その生々しい声の一部はネットのニュースサイトで聴けるようになっており、大きな波紋を広げている。

同組合が作成した資料によると、女性従業員は「たかの友梨」仙台店の店員で、月平均80時間の残業があり、休憩・休みが取れない、残業代が時間通りに出ない、ノルマが達成できないと商品を自腹購入させられる、といった状況だった。

そのため、女性従業員は、職場環境の改善を求めて、組合を通じた団体交渉や、労働基準監督署への申告を行っていたのだという。その結果、たかの友梨ビューティクリニックは、仙台労基署から、「有給休暇を取った従業員の固定残業手当を減らした」などとして、是正勧告をうけた。

●「つぶれるよ、うち。それで困らない?」

こうした動きに対し、高野社長は8月21日、女性従業員が勤務する仙台店に出向き、従業員たちを近くの飲食店の個室に集めた。高野社長はその集まりで、女性従業員を名指しして組合活動などについて質問をした。

その後、女性従業員が、店の職場環境について言及すると、高野社長は「つぶれるよ、うち。それで困らない? この状況でこんだけ働けているのに、そういう風にみんなに暴き出したりなんかして、やっぱりあなた7年居た会社つぶしてもいいの」と、詰め寄ったのだという。

同組合は、「長時間にわたり会社をつぶすつもりなのかと詰問され、女性は精神的ショックを受けている」「(高野社長の行為は)公益通報者に対する違法な圧迫行為だ」と主張し、厚労省への通報と、宮城県労働委員会へ不法労働行為救済の申し立てを行ったという。また、高野社長本人に対しては、謝罪と労働環境の改善を求めている。

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