政府専用機、777-300ERが最有力 777-9Xは間に合わず


 ボーイング・ジャパンのジョージ・L・マフェオ社長は5月14日、次期政府専用機として、ボーイング777-300ER型機を提案していることを明らかにした。

ボーイング・エバレット工場の777最終組立ライン=14年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
 政府専用機は現在、747-400を2機運用しているが、2019年度に2機導入する新たな機体に置き換える予定。政府は選定条件として、米国東海岸へ直航できることや、貴賓室や執務室など要人輸送に必要な装備を備えるスペースがあること、将来にわたり国内の航空会社が整備できることなどを挙げている。

 マフェオ社長は「最適な機体は747-8だが、日本航空(JAL、9201)も全日本空輸(ANA)も747を退役させており、政府が挙げる条件に合わない。2番目に大きい機体として777-300ERを選択した」と語った。

 777-300ERの後継機777-9Xについては、「初号機の引き渡し予定が2020年のため、納入時期に間に合わない」(マフェオ社長)と、選外になった理由を述べた。また、「777-300ERはあと20年は日本の空を飛び続けるだろう」として、国内航空会社による整備も問題ないとの見方を示した。

 このほかに競合する機体としては、エアバスA380型機とA350-1000がある。しかし、日本企業の製造分担比率を見ると、777の21%に対し、A350は1桁台にとどまる。政府は日米関係への配慮や、日本の分担比率の高さから、ボーイング機を軸に選定を進めていると言われており、最有力候補の777-300ERが選ばれる可能性が高い。

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