アラスカ物語 第3話

9/9(金曜)薄曇り チナ・ホットスプリング
レストランでブルーベリーパンケーキとビッグチナ(卵、トースト、ベーコン、ポテト等など)という朝食をとる。その後、ビーバーのいるという川沿いの池まで散歩に出かける。車道を歩いたのだが結構ハエが多い。途中、ハスキー犬の牧場?を通り過ぎたが吠え声の応酬にあう。40-50匹はいたか?黄色い林並木をあるく景色はいいが、ハエが。池に着いたがビーバーダムは沢山あるのだがビーバーはいない。池付近を回って今度はトレールを戻る。トレールにはハエもいない。気持ちのいい山道を戻る。戻る途中にムースロッジという少し値段の高いロッジの部屋を覗く。広いしバスタブもあり椅子やテーブルも部屋にあり、何より新しい。早速、フロントと交渉し部屋を変更してもらう。荷物を引きずって部屋を移動。
次に行くべきは温泉だ。ロッジはリモートロッジで自家発電、自前で暖房などを行っているのだが、どうもこの温泉の熱や川の流れを利用しているようだ。部屋の水も濁っており鉄っぽい匂いがするのだが、多分温泉水を利用しているらしい。
温泉では水着もタオルも無料で貸してくれる。早速露天風呂入浴。プール並みに深く。硫黄と鉄分の香りがする。水の色は深い緑色だ。岩風呂のこの露天、結構広くて横15M縦5M位だろうか。打ち湯もあり中央にはどういう訳か噴水。でも気持ちがいい温泉であった。ちなみに屋内にはプールとジャグジーがある。
夕食は8時前に行ったが大混雑。待たされること30分。漸く着席。サラダとサーモンを食べる。今日は遅くまで起きていたが、曇りの為、オーロラは現れず。
 
9/10 (土曜)曇り チナ・ホットスプリング
今日は朝から曇天。ロッジ北部のチナのバレー(谷)が一望できるという山に登山。結構急な坂の山道を登る登る。黄色の美しい紅葉の林道なので景色が綺麗なのが救いだが傾斜が急なのがつらく、何度も休憩。。(登山でかいた汗でびっしょり)途中、ハスキー犬を散歩させている数人の人とすれ違ったがここまで登山客ゼロ。1時間ほど上り続け漸く山頂に到着。風が少し吹きぬけ寒い。でも黄色い紅葉した山々(真黄色の山々なんて日本にはそんなにないと思う。)とチナバレーはちょっとしたいい景色だ。山頂で野外トイレとリンゴをかじって水を補給。下山開始。下山途中ではリスを眺めたりする余裕も出てくる。下るのは断然楽だ。
下山後は温泉に行くことに。運動後の温泉はまた格別。いい湯だ。
夕食は6時過ぎに行き、窓際の席でヒレミグノン(牛ヒレステーキ)を食べた。窓際には小鳥のえさ箱があり、朝食時には小鳥がすぐ傍でもりもり食べまくっていたが、今はリスが小鳥を追い払って小鳥のえさを漁っている。凄い食欲で、えさを食べまくるものだ。こんなにリスを真近で見らるのは久しぶり。今晩もオーロラは出なかった模様。
 
9/11(日曜)晴れ チナ・ホットスプリング⇒フェアバンクス空港⇒飛行機⇒アンカレジ
早朝6時に起きてパッキング。7時から朝風呂(温泉)を楽しむ。朝もやの中の温泉は気持ちがいい。朝食をとってくるまでフェアバンクス空港へ。ムースがチナ川で水浴びしているのを横目に黄色い紅葉林を車は滑走。フェアバンクス空港へ。運よく一本前のフライトに乗れた。飛行機の窓からはなんとマッキンレーの山頂が雲の上に見られた。写真バシャバシャ。北の山頂、(最高峰の)南の山頂の両方ともくっきり見られたが、やはり北の山頂の景色が抜群だ。
アンカレジに着いてシェラトンにチェックイン。早速明日のPrince Williams Soundのクルーズ会社へ向かう。列車の予約もデナリから入れたのだが、クルーズの予約しか入っていないという。不審におもって列車の駅に行き、予約の確認をすると明日はWhitter(Prince Williamへの港町)への列車は走っていないという。慌てて、クルーズ会社の窓口に戻りバスの予約をする。(危なかった。)アンカレジは晴天で町のヒルトン前の駐車場では物産展。ランチは熊五郎という日本食店で幕の内弁当ランチ。(久しぶりの日本食は旨い!)鉄道駅でジャンバーをみたりし、サーモンの遡上ポイントでピンクサーモンやシルバーサーモンの遡上の様子を見たりして時間を潰す。夜は海が一望できるダウンタウンの西のはずれのシーフードレストランへ。これが大当たりで、窓の外はアンカレジの入り江の海の夕暮れが一望でき、ここで食べるサーモンやハリブー料理が旨い。雰囲気、味とも最高の店だ。
 
9/12(月曜)雨曇り アンカレジ - プリンス・ウイリアムス・サウンド クルーズ
早朝にシェラトンからキャプテンクックホテル(アンカレジで最高級のホテル)に移動。シェラトンが全米水産学会のコンベンションで満室の為、ホテルを移動する羽目に。今日のアンカレジはこの学会にさんかする人が2万人以上押し寄せるためにどこのホテルも満室だ。キャプテンクックのジュニアスイートに仕方なく宿泊したが、部屋はベッドルームとリビングが別で広々していて良かった。
 
朝11時前にキャプテンンクックよりバスは出発。右手の席が景色がいいだろうと地図から判断していたが、やはりその通り、車窓はアンカレジ近郊の入り江の海が右手に広がり雄大な緑の山脈と相まって綺麗。延々車はハイウエイを走り1時間ちょっとすぎた辺りで一般道へ左折。氷河をかぶった山々のしたのサーモンの遡上ポイントの川べりで休憩。皮膚が遡上でぼろぼろになったサーモンが沢山川で泳いでいた。バスはプリンスウイリアムスへ向けて再び走り始める。途中険しい山脈をえぐったトンネルを通過するのだが、一車線のトンネル一箇所しかないため、毎時00分から30分までは北向き、30分から00分までは南向きの車しか通行できない。またこのトンネル列車も走行するため、列車が来たときは車は手前で停車して待つ。
 
トンネルを20分ほど走り続けて出ると、そこは霧と雨のWhitterの港だ。午後2時まで1時間ほど時間をこの小さな軍港でつぶした後、船は出発。いよいよ26 Galcier Cruise開始。この濃霧と雨の中、何か見えるのか心配だったが、そんな心配は無用。高速船は80人位の乗客を乗せて走る。コーヒー紅茶やソフトドリンク、フィッシュアンドチップスのランチも無料で食べられた。そうこうしているうちにカレッジフィヨルドに到着、有名なコロンビア氷河を見る。うわさどおりかなり後退してしまっているがそれでも十分迫力であった。そのあと巨大なカスケード氷河へ移動。その後、氷河が海に流れ落ちているサプライズ氷河へ。ここまでくると海には氷河の破片が沢山流れているし、ラッコもあちこち泳いだり、氷河の破片の上で休憩しているわで大変なことに。オルカ(シャチ)も見られた。船はこのサプライズ氷河でしばらく停泊。氷河の壁が海に崩落する景色を目の辺りでみることが出来た。これで終わりかと思いきや、もう一箇所、海に巨大氷河が流れ落ちている現場で停泊。日本語で謹賀新年と書かれた木のボードやHappy Holidays, Happy New Year等と書かれたボードを貸してくれてそれをもって、巨大氷河を背景に皆それぞれ記念撮影させてくれた。プリンス ウイリアムス サウンドはシアトルのプジョー サウンドと同じくらいの大きな入り江内海だそうだが、この氷河が他にも沢山みられるようでワンデークルーズのポイントとして人気があるのがよく分かる。
 
船は港に到着(午後6時半)4時間以上のクルーズはあっという間に感じた。港にはイーグルが止まっていて皆、写真を取りまくっている。バスは一路アンカレジへ。このころは天気も晴天にかわり、帰路上の入り江の海は美しい夕日の照らされてオレンジ色に輝き本当に自然の美しさを見た気がした。
 
夕食は熊五郎で寿司セットとキンググラブ入りのアンカレッジ巻き。美味しかった。
 
9/13(火曜) 晴れ  アンカレジ ⇒ シアトル
 
帰る日が快晴というのも恨めしが、仕方ない。朝からラストミニュッツショッピングを楽しんで空港へ。(昼は再び、熊五郎でラーメンを食べたが、ラーメンは今一。)当初、夜7時の飛行機でシアトル着は夜11時半の予定であったが、早めに空港に行き交渉したら4時20分発に乗せてもらえた。シアトルには8時ごろ到着。シアトルは曇天。何故かアンカレジより寒い。
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